アクセシビリティオブジェクトモデルはユーザーと開発者のウェブページと支援技術間の相互作用に関する体験の一部を向上することを目的としている。

特に、このプロジェクトは開発者の体験を向上することに関係している:

アクセシブルなウェブページを構築する際に開発者が経験したような摩擦を低減し、DOM APIを介して表現されるセマンティクスの溝を埋めることで、 このアクセシビリティオブジェクトモデルで提案されているAPIは、支援技術を介してウェブページとやり取りするユーザーのユーザー体験を向上することが目的としている。

はじめに

解説

背景と動機については アクセシビリティオブジェクトモデルの解説を参照

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アクセシビリティオブジェクトモデルの仕様の構造

アクセシビリティオブジェクトモデルを構成する仕様は、それぞれが既存の仕様の変更、または新しいAPIとなるかもしれない緩やかな「段階」に分割されている

「段階」という用語は完了までのおおよその期間と作業の緊急度に基づいた厳密でない順序を示している。 ある段階は次の段階に進む前に必ずしも完了していることを期待されないし、厳密な順序だった段階というわけでもない。

それぞれの段階へのリンクについては、プロジェクトの段階の章を参照のこと。

文書の範囲

アクセシビリティオブジェクトモデルの仕様は、要約に記載されている目標に特に着目している。 [[!WAI-ARIA]]のような既存のウェブアクセシビリティAPIを補完を意図し、代替を意図しない。 特にこの仕様は必要で無い限りアクセシビリティオブジェクトの新しいロール、ステート、プロパティを提案することを避ける。

含める対象の基準

この仕様はウェブ上のアクセシビリティの問題をすべて解決することを意図しない。 現状ではいくつかのウェブの機能をアクセシブルにすることは不可能であり、主要な目的は既存のアクセシブルでないウェブインターフェースについての喫緊の需要を早く解決することである。 仕様の編集者たちは、優先度が高い機能を現実的なスケジュールで進めるために、意図的に多くな有用なアイデアを遅らせている。

私達は何が考慮されているかを明確にするため、包括/除外基準を定義している。

段階

段階 1a: ARIAへの反映

ARIAへの反映のドキュメントを参照

段階 1b: カスタムエレメントのセマンティクス

カスタムエレメントのセマンティクスのドキュメントを参照

段階 2: ユーザーアクションイベント

入力イベントのドキュメントを参照

段階 3: 仮想アクセシビリティノード

仮想アクセシビリティノードのドキュメントを参照

段階 4: アクセシビリティツリーの算出

アクセシビリティツリーの算出のドキュメントを参照

謝辞

価値のあるフィードバックや助言、ツールを提供してくれた Alex Russell, Bogdan Brinza, Chris Fleizach, Cynthia Shelley, David Bolter, Domenic Denicola, Ian Hickson, Joanmarie Diggs, Marcos Caceres, Nan Wang, Robin Berjon, and Tess O'Connor に多大な感謝を。

マイクロソフトの Bogdan Brinza と Cynthia Shelley は現在は積極的に参加していないが、この仕様の最初の草案に貢献した。